私たちの祈り

神様や仏様を信じているかどうかにかかわらず、
何かに対して祈っている瞬間は、誰の人生にもあると思います。

急な腹痛に襲われたなら、早く治まって欲しいと願います。
大事な商談があれば、うまくまとまるようにと願います。
試験があれば、良い点数が取れるようにと願います。

重篤な病で手術を行うような場面ではどうでしょう。
「成功し命が助かりますように、力を貸して下さい」と祈るはずです。
受験なら、「どうか志望校に合格しますように」と。

私たちは、何かに対して願いや祈りを届けようとするとき、
意識的であれ無意識であれ、目に見えない何かしらの存在や、
大いなる働きを信じています。

実際に、祈りが効果を及ぼしていると言われ
祈りによる治癒効果が報告されています。
「祈りは届く」と信じるのは、決して私だけではないと思います。

祈りによって起きること

祈りによって何が起きるのでしょう。
実際に神様や仏様が姿を現して助けに来てくれるでしょうか。
働くのは、目に見えない「霊的な作用」としか思えません。

私たちはこの不思議な作用を、様々な場面で感じています。
「神がかっている」と言ったり、
スポーツの世界では「ゾーンに入っている」と言ったりします。

普段の力を超えたものが出るときや、潜在能力が開花する瞬間。
それは自分自身の思考だけでは理解できない、
不思議な作用が働いたとしか言いようがありません。

確かに働く目に見えない力

目には見えないけれど、背中をそっと押してくれるような力。
内側から思わぬ力が湧き出てくるような感覚は、
祈りがもたらす作用ではないでしょうか。

例えば、神社でおみくじを引いたとき。
そこに書かれた言葉に勇気をもらったり、慰められたり、
心に灯がともるような経験はないでしょうか。

そうした日常の些細な励ましさえも、
私たちを支える大切な「霊的な作用」のひとつなのでしょう。