Touching the Clay
土に触れる時間について
土に触れながら楽しいひと時を過ごしませんか。一般的な陶芸体験とHANEの「土に触れる時間」の違いは、作品作りだけでなく気分転換にあります。
日頃のザワザワや、モヤモヤ、ふとため息をついてしまう。そんな思いを土に向けてみませんか。土をこねる、練る。次第に落ち着きを取り戻していけるでしょう。やがて土が整っていくように、整えられていく。作品ができた喜びに思わず笑顔になる。そんな時間を一緒に過ごしませんか。
Beyond Making
土に触れる時間
作陶は本来、作品を作るためのものです。しかし、多くの方と土に触れる時間を過ごす中で、私は陶芸には作品を作る以上の力があることに気づきました。土に触れた瞬間、人は少しずつ表情を変えていきます。土は、こねるほどに柔らかくなり、手の温もりを受けて少しずつ温かくなります。水をつけた手で触れる土は、何とも言えない心地よさがあります。その感触は、幼い頃に泥遊びをした記憶を呼び起こしてくれるようでもあります。そして、自分の手で作品が形になっていく様子は、「私にも作ることができた」という喜びや感動を与えてくれます。
土には、人を無邪気にする力があります。手は泥だらけになっても、顔や服にも泥がついても、皆さん笑顔になっていかれます。「私にも何か作れるだろうか」「陶芸を教える人はどんな人だろう」そんな不安や緊張も、いつの間にか消えていきます。そこには思考に縛られない自然な姿が現れてきます。それは絡まっていたものが、少しずつほぐれていく証なのだと思います。
初めは、どのように土を扱えば良いのかわからず、私の説明を頼りに手を動かします。しかし、ある瞬間「あ、こういうことか」とコツをつかむ時が来ます。「私にもできるかもしれない」そう思えると、それまでの緊張がスーッと消え、自分の感覚を頼りに土と向き合えるようになります。
私は作陶を通して一つ学びました。人は「教えられたとき」よりも、「夢中になれたとき」にこそ、本来の力を発揮するということです。土に触れ、夢中になるうちに、その人らしさが自然と形になっていく。ただ、感じたままに手を動かす。その過程そのものが、笑顔を取り戻す時間になっているのです。
A Meditative Moment
土に触れること、思考を休ませること
私は、この時間は瞑想とよく似ていると感じています。瞑想は、絶え間なく働く雑音を静め、心を落ち着かせる時間です。作陶もまた、土の感触へ意識を向けていくうちに、思考が静まり、やがて目の前の土だけに集中していきます。土を感じ続けていると、自然の中へと還っていくような感覚を与えてくれます。
土には理屈は通用しません。思い通りにコントロールすることもできません。土の動きに合わせ、土が動きやすくなるように力を加え、対話するように手を動かしていきます。そこでは感覚だけが頼りになります。現代を生きる私たちは、毎日考え続けています。考えることは大切ですが、ときに考え過ぎてしまいます。思考を少し休ませて、今この瞬間に身を委ねる時間も必要なのではないでしょうか。
私たちは皆、子どもの頃のように、今この瞬間を夢中で楽しめる感性を持っています。作陶を通して、その感性を少しずつ思い出し、何にも縛られない、本来の自分へ還っていく。その時間こそ、私が「土に触れる時間」と呼んでいるものです。あなたにもぜひ、土に触れることで起こる変化を体験していただけたらと思います。
Your Own Experience
土に触れ、自分の感覚を思い出す。
作品づくりの上手さだけを目指すのではなく、土に触れる心地よさや、夢中になる時間を大切にしています。
土に触れることで、今の自分にどんな変化が生まれるのか。ぜひ、ご自身の感覚で確かめてみてください。
A Place to Return to Yourself
土に触れ、自分と向き合う時間を。
対話と、土に触れる時間を通じて、少し立ち止まり、自分自身の感覚に目を向けてみませんか。