「このままの人生でいいのだろうか」
今この生活に特別な不満があるわけではなく、過去に特別な後悔があるわけではないけれど、この先の未来が見えない。ふと、そんな思いがよぎることはありませんか。
- 何のために生きているのか分からない
- 目標はあるのに満たされない
- 頑張ってきたのに意味を感じられない
こうした感覚になってしまうのは「目標」と「目的」を混同しているからかもしれません。
目的と目標の違い
「目的」と「目標」は、よく似ているようで異なります。しかし、私たちは混同してしまうことがあります。
目的とは、最終的に目指すもの。なぜそれをやるのかという理由です。
一方、目標とは、そこへ向かうための具体的な到達点です。
何を、いつまでに、どのように達成するのか。それが目標です。
この二つの違いとしては、目的は最終的なゴールであり、目標は、そこに至るまでの道標とされています。
スポーツであれば、より大きな大会への進出。その先にある未来といった目的があるでしょう。そのためにどのような練習を重ねたら良いのか、具体的な目標を設定します。同じ目的を持っていたとしても、そのアプローチ、目標設定は人それぞれです。
長所を伸ばすのか。
短所を克服するのか。
どの道を選ぶかは自由です。
目的と、目標の設定ができているだろうか
目的と、目標についての問題が生まれることがあります。
次の大会でベスト8を目指す。目標はあるのだけれど、その先の目的は設定されていない。ある時、何のために努力したのかわからなくなってしまう。目標はあるのに、満たされないという状態です。
人生においても同じことが起きます。
病気で苦しむ人を救うために医学部へ進み、医者になり、一人でも多くの患者さんを救うというように自分の目的と、目標が明確にありそれに向かって努力している人もいます。
良い大学に入る。
良い会社に就職する。
安定した生活を手に入れる。
あるいは、
誰かの役に立つ仕事に就く。
しかし、その先にあるはずの目的がわからない。目標を達成しても満たされない。何のために頑張っているのかわからなくなる。そう感じている人も少なくありません。
目的がわからなくなる理由
その原因の一つは、目的と目標が混同されていることにあります。
本来は「なぜやるのか」が先にあり、その手段として目標があるはずです。
しかし、目標を先に設定し、それを追いかけ続けていると、「何のためにやっているのか」がわからなくなってしまうことがあります。
私自身の迷い
私自身も、「誰かの役に立つ人になりたい」と思っていました。
しかし、そのためにどんな目標を持てばいいのかがわからない。
目標が持てないまま時間が過ぎると、今度はその目的そのものに疑いが生まれます。
本当にそれが、自分の目的なのだろうか。そうして、目的も目標も入り混じり、どこへ向かえばいいのかわからなくなっていきました。
目的はどこにあるのか
今の私は、こう考えています。
人生の目的は、その人の中にすでにあるものではないか。
それに気づいている人。
気づかずに生きている人。
そして、まだ気づいていない人がいる。
人生の迷いとは、自分の中にある目的と、 今の自分が一致していない状態なのかもしれません。
もし今、何のために頑張っているのかわからないと感じているのなら。
それは、目標が間違っているのではなく、目的とのズレが起きているのかもしれません。そのズレに気づくこと。そして、自分の中にあるものに目を向けること。そこから、本来の流れが始まっていくのではないかと思います。
人は皆、それぞれの人生目的へ向かって生きていると思っています。
そこへと向かって人生を楽しんでいる人がいます。人生に何ともいえない違和感を覚え迷いの中にいる人がいます。
迷いとは目的をなくしているのではなく、どのように目的へたどり着けばよいか迷っている状態ではないでしょうか。そのための目標をどこに掲げればよいかわからないのです。
生きているという充実感。
生きている充実感は、自分の中にある人生の目的へと向かっているかどうかにあるのではないだろうか。
もしかしたら今、迷い悩んでいるのも、この人生のために大切な時間なのかもしれません。
目的へと向かう道は必ずしも一直線ではないと思います。紆余曲折しながら進む人生もあるでしょう。
今、このときも必要だったと思えたなら、人生は満たされたものへ変わっていくでしょう。
あなたの中にも光のような人生目的があります。
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