大切な話が出来る親友がいない。自分をわかってくれる人がいない。今、そんな「孤独」を感じている人は多いかもしれません。
本音を言える友達がいない…周囲に合わせるほど孤独を感じる理由
友人はいるけれど、心から信頼できているかと言われると、どうなのかわからない人もいるでしょう。社会の中で「誰ともつながっていない」と感じてしまうと、生きること自体が辛くなってしまいます。
誰かと親しくするために、自分を偽っている人もいるのではないでしょうか。
周りに話を合わせたり、趣味を合わせたり――。どこか無理をしながらでも、誰かとつながっていたい。人は社会を生きる生き物だからこそ、そう思ってしまうのは決して不思議なことではありません。
この記事では、40代の頃の私の体験や、ジグソーパズルの例え、そして名作絵本のお話を交えながら、孤独感の正体と、心地よいつながりを取り戻すためのヒントをお伝えできたらと思います。
【40代の体験談】自分を偽るのをやめると付き合う人が変わっていく
40代の頃、ある先生のもとで学ばせていただいていた時、このような言葉をかけられたことがあります。「これから付き合う人たちが変わっていきますよ」
当時の私は、その言葉が何を意味しているのか、つかめずにいました。しかし、その後の私は、ある僧侶と出会い、神社の神職さんと語らい、これまでの人生では出会わなかったような、多くの新しい人たちと出会っていきました。
それまでは誰とも語り合えなかったような深い話を本音で語り合い、そこから新しい学びや気づきが生まれる機会が増えていきました。なぜ、人間関係がこれほど変わったのか。
それは、私が「私」を生き始めたからではないかと思います。
それまでの私は、ずっと自分を生きているつもりでいながらも、どこか周囲に合わせたり、
周りの空気に流されたりしている部分がありました。けれど、自分が本音で語れるようになった時、不思議とその波長に合った人たちが目の前に現れるようになった――。今振り返ると、そんな気がするのです。
社会はジグソーパズル。形を偽ったピースは本当の居場所にはまらない
私たちは、一人では生きていけず、常に社会の中で生きています。その様子は、まるで一枚の大きな「ジグソーパズル」のようだと私は思うのです。
一人一人が、みな違う形をした独自のピース。その凸凹した多様な人たちが集まって、社会という一枚の美しい絵を作っています。
たった一つのピースが欠けてもパズルが完成しないように、私たち誰か一人が欠けても、この社会は完成しない大切な存在です。そして、どんなピースにも、必ず「ピタッとはまる場所」が用意されています。
そこには、あなたときっちりはまり合う、他のピース(理解し合える人)が必ず存在し、それは巡り巡って社会すべてとつながっています。
ここで大切なのは、「孤独だから」といって自分というピースの形を無理に変えて(偽って)しまえば、本来はまるべき場所にもはまらなくなってしまう、ということです。
自分以外の何者かになろうとするのをやめ、本来の自分の形に戻ることこそが、本当のつながりを見つける方法です。
職場で孤立して寂しいと感じるのは「本当の繋がり」を知っているから
本来、私たちはつながっています。理解し合える誰かと共に、この社会の大切な一部として存在しています。それなのに、なぜ今、これほどまでに孤独を感じたり、誰ともつながっていないと寂しくなったりするのでしょうか。
それは、あなたの心が「自分には本来、きっちりはまる本当の居場所があるはずだ」とちゃんと知っているからです。
そこへ戻りたいと、願っているからこそ、現状に違和感(孤独)を覚えるのでしょう。
もしかしたら、社会に合わせようと頑張りすぎるうちに、いつの間にか自分というピースの形が少し変形してしまっていたのかもしれません。それで、「自分はどこにはまるのだろう」とわからなくなっているのではないでしょうか。
だとしたら、悲観する必要はまったくありません。今、孤独を感じて「つながりたい」と願っているなら、それは「これから本当に心地よい居場所や仲間を見つけていくワクワクの旅」が始まるサインだと言えるのではないでしょうか。これからどこで、誰と深くつながれるか、探す楽しみが目の前に広がっているのです。
あるいは、わざわざ遠くへ探しに行かなくても、変形してしまっていた自分自身が本来の形に戻ったとき、今いる場所(家族や職場)で、驚くほどピッタリとはまる瞬間が訪れるのかもしれません。
絵本『ぼくを探しに』から学ぶ、人間関係の真理
私の好きな絵本に、シェル・シルヴァスタイン著の『ぼくを探しに』という作品があります。
物語の始まりはこうです。
「何かが足りない。それで僕は楽しくない。足りないかけらを探しにいく」主人公は、自分を完成させてくれる「ピッタリのかけら」を求めて旅に出ます。そしてやがて、自分にぴったりとはまるかけらを見つけるのです。そして、真ん丸の形になります。
ところが、お話はそれでは終わりません。主人公は、せっかく見つけた「ピッタリだったはずのかけら」を、やがて手放し、また新しい「足りないかけら」を探しに再び旅に出てしまうのです。
この本の解釈は人それぞれ、本当に様々だと思います。本の冒頭には「だめな人とだめでない人のために」という言葉も書かれています。
ここまで私が書いてきた「ジグソーパズルのピース」の話と、この絵本の内容を比べると、「矛盾しているじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。私は「ぴったりはまる場所がある」と言い、絵本は「ぴったりはまるかけらを手放してまた旅に出る」と言っているからです。
しかし、私の中ではこの2つは全く矛盾しておらず、むしろこの絵本の内容をとても楽しく、受け取っています。
なぜなら、この絵本もまた、「人は様々なものとつながっている」と言う真理を言っているように思うからです。
無理な付き合いを手放し、本来のあなたの形で心地よい絆へ
孤独を感じる時間は、決して悪いものではありません。それは、あなたが「本当の自分」として生き、本当に響き合える人間関係に出会うための大切な準備期間です。
無理に周りに合わせて形を変える付き合い方を一度手放し、本来のあなたの形へと戻ってみませんか。あなたが自分自身の本当の形(ピース)を取り戻し、社会の中で安心して息ができる居場所へ戻るためのお手伝いをしています。
詳しく知りたいと興味を持っていただいた方は、こちらからご覧ください。
この記事から「もう少し知ってみたい」と思っていただいた方へ
・私が「本来の自分へ還る」という生き方に至るまでの歩みはこちら
▶ HANEの理念・想い
・セッションで何が起きるのか、初めての方へのご案内はこちら
▶ HANEの利用案内
・「自己探求と真理」について、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 【自分探し 疲れた】人生の迷路を抜け出し本来の自分に還る総まとめ
コメント