【些細な選択 不安】どちらを選んでも受け入れられる自分に変わるコツ

何かを選ばなければならないとき、あなたはいつもどのように選んでいるでしょうか。

目の前にいくつかの選択肢があるとき、私たちは無意識のうちに「どれが一番楽か」「どれが自分のためになるか」など、その選択によって未来に何が起こりそうかを想像するのではないでしょうか。

慎重に選ぼうとすればするほど、頭の中の想像はどんどん膨らみ、かえって迷いは深まります。ましてや、まだ具体的な選択肢が決まっていない段階のときは、自分の選択によって何が起こるか不安になり、慎重になるのも無理はありません。

決断の苦しみ|なぜ日常の些細な「選択に迷う後悔」を繰り返してしまうのか

私自身、常に迷ってきたと言っても良いと思います。何を選択するにも迷いがあり、必死に考えて選んだはずなのに、すぐにこれで良かったのかと疑いが生まれます。

どのように生きればよいかわからない。そんな疑心暗鬼な状態のころは、自分に自信など持つことはできずいつしか、些細な選択にさえ迷うようになっていきました。

私たちの日常は、小さな選択の連続でできています。そして、何を選ぶかによって、その後に起こることは変わっていきます。

思考の罠|真面目に考えて慎重になるほど「自分の本心」が見えなくなる理由

自分を信じられなかった当時の私は、これで良かったのかと、常に自分の選択に不安を持っていました。そのため予期しない出来事が起きるたびに自分の選択が間違っていたように思ってしまうのでした。

「次は間違いのない選択をしよう」と、より慎重になっていきました。人生は、日常の一つ一つの選択によって変わっていくと思うからです。では、迷いの中で選んだものは、本当に自分の人生となっていくと言えるのでしょうか。

迷いは迷いを生み、常にこれで良かったのだろうかと不安を生みます。これで良いと思える本来の人生とは、迷いのない選択の積み重ねの上に築かれていくものだと思います。では、「迷いがない」とは、どのような状態なのでしょう。

私の場合、どう生きればいいのか。どうあるべきか。常に考えていて、本当はどうしたいかわかりませんでした。その状態では、どの選択にも確信が持てず、「別の道を選んでいたら」と思い続けなければなりませんでした。

私に足りなかったのは、思考力だったのでしょうか。もっと深く考え、「自分はどうすべきか」を問い続けるべきだったのでしょうか。

思考の罠|真面目に考えて慎重になるほど「自分の本心」が見えなくなる理由

考えて、考えて慎重になるほど迷いました。思考では迷いは解決できないだけでなくさらに迷いを生み出していたように思います。

「ぶれない自分」をつくらなければならない。確固とした信念を持たなければならない。そうやって、「自分を持とう」とするほどに、私は自分を見失っていきました。

あるとき、こう言われました。「立ち止まり、その考え方を手放してみませんか」その真意は、すぐには理解できませんでした。

さらに、「あなたの中のあなたを見つめてみて」と言われたときも、その意味はわかりませんでした。

自己否定からの脱却|外側の正解ではなく「あるがままの自分」で生きる覚悟

それらはどんな意味で投げ掛けられたのだろう。その意味を理解できたのはある言葉がきっかけになりました。「どんどん手放していっても、最後に残るものがある」そのとき、少しだけわかった気がしました。

「何者にもならなくていい」そう語ってくれた僧侶の言葉とも、つながっていきます。私たちは、自分を生きたいと思います。自分とは何かを探し求めるのだと思います。けれど、そんな思いを手放していった先に残るものがある。それこそが、生まれ持った「変わらない自分」ではないだろうか。

何者でもない自分。しかし、その自分こそが自分。この自分のままで良いのだと思えたとき、何も気にする必要はないのだとわかりました。

これまでの人生で、私はこう思ってきました。自分らしく生きるために変わりたい。何者かになりたい。そう思うほど選択に迷い、何を選んでもそれで良かったのかと不安になり、なぜ自分にはこんなことが起こるのか。他人が恵まれているようで、うらやましく見えることもありました。そして、ときに自分を否定してきました。

自分を否定するから自信がもてなくなります。けれど今は、こう思います。あるがままに生きれば良いのだと。 

選択に乗っていく生き方|何を選ぶかよりも「自分の決断を信頼する」大切さ

何を選んだかによって、人生は変わると思います。しかし、本当は何を選んだだけでなく、どう生きたか、選んだことに対し、迷いや不安を抱えながら、後悔しながら生きるのではなく、これで良いと思えること、選択に対しあるがままに生きるのであれば
Aを選んでもBを選んでも受け入れられます。

何を選ぶかよりも気持ち良く選ぶ。これだと思ったまま、その選択で良かったと信じられることが大切です。何を選んでも気にならないほど自分を信じられているのなら、選択の仕方は変わるのではないでしょうか。

選択によって人生が変わっていくとは、自分の選択に乗っていくことなのでしょう。どんどん手放していっても最終的には何かを選ばなければなりません。考え抜いて不安を抱えながら生きていた私より、これで良いと思っている私の方が楽に生きられています。これを選ぶしかなかった。今はこれを生きていくのみ、自分で選んだのだから。

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