「昔から親の顔色を伺って生きてきた」
「期待に応えられない自分はダメな人間なのだろうか……」
そんな風に、ひとりで罪悪感を抱えて苦しんでいませんか?
周りのために「良い子」でいようと、一生懸命に頑張ってきたからこそ、その重荷に心が潰れそうになってしまうものです。
あなたが無意識に背負いすぎてしまった「親からの期待」という荷物をそっと下ろし、本来のあなたの人生を生きるためのヒントになればと思います。
なぜ苦しい?大人が親の顔色を伺う背景にある「認められたい」心理
子供にとって、親の存在は特別です。実際の親の姿がどうであろうと、子供が心の中で抱いた「親の姿」こそがすべてだからです。
どれだけ周囲から「温厚そうな人」と言われていても、子供にとっては怖い存在かもしれません。逆に、周囲には怖そうに見える人であっても、子供にとっては安心できる優しい存在であることもあります。
子供にとって親とは、生まれて最初に出会う大人であり、生きていくために欠かせない存在です。
生まれたばかりの子供は、自分一人では生きていけません。食べることも、眠ることも、身の回りのこともすべて親に支えられています。だからこそ子供は本能的に親を求め、親とのつながりを大切にしようとするのでしょう。
やがて成長すると、今度は「認められたい」という気持ちが生まれます。
・褒められたい。
・喜んでもらいたい。
・認めてもらいたい。
その純粋な気持ちから、子供は親の期待に応えようとするようになります。
【体験談】親の関心を引くために「良い子」でいようと必死だった子ども時代
私自身も親に認めてもらいたい気持ちは強かったと思います。両親は自営業を営んでおり、
朝早くから夜遅くまで働いていました。休日も父は仕事へ出掛けていき、家族団らんの時間はあまりありませんでした。
そんな中で親に注目してもらうには、何か「理由」が必要だと思っていました。
・良い子でいること。
・親の言うことを聞くこと。
そして、一番わかりやすかったのが良い成績を取ることでした。テストで良い点数を取れば褒められる。悪い点数を取れば申し訳ない気持ちになる。いつしか私は勉強そのものではなく、「親に認めてもらうため」に頑張るようになっていたのだと思います。
しかし、大人になって振り返ると、本当に親がそこまでの結果を望んでいたのかはわかりません。
親の期待に応えられないと感じる理由|子どもの深刻さと親の本音のすれ違い
子供は親の何気ない一言を深刻に受け取ります。
「頑張りなさい」
「もっとできるはず」
「期待しているよ」――。
そうした言葉を聞くと、期待に応えなければ愛されないように感じてしまうことがあります。しかし実際には、親自身も深く考えずに言っていたのかもしれません。本当に願っていたことは、良い成績でも立派な肩書でもなく、子供が元気で幸せに生きてくれることだったのかもしれません。
もちろん親から受ける影響は期待だけではありません。考え方、物事の捉え方、価値観、先入観。そうしたものも親から大きな影響を受けています。だから親の期待に応えようとしてしまうこと自体は決して不自然なことではないのです。
親の価値観と自分の人生を切り離すには?「親は親、自分は自分」の捉え方
本当に大切なのは親の人生ではなく「あなたの人生」です。親が育った時代と、子供が生きる時代は違います。親の価値観と、子供の価値観も違って当然です。親が幸せだと思う生き方と、自分が幸せだと思う生き方が同じとは限りません。
思春期に親へ激しく反発することがあります。それは単なる反抗ではなく、「自分の人生を生きたい」という気持ちと、「親に認められたい」という気持ちの間で揺れている姿なのかもしれません。
私も親の期待を気にしてきました。成人し、家庭を持ち、親の影響を受けることは少なくなくなったはずでした。それでも心のどこかには、「期待に応えなければならない」という思いが残り続けました。けれど、自分が親になってわかったことがあります。
子供にはただ、笑顔でいてほしい。もちろん期待がまったくないわけではありません。ですが、それ以上に願うのは、「その子らしく生きてほしい」ということです。自分の人生を楽しみ、自分なりの幸せを見つけてくれたら、それだけで十分だと思うのです。
親の期待に応えられなくても大丈夫。今生きていること自体が立派な親孝行
親の期待に応えられなかったと自分を責めている人もいるかもしれません。けれど、本当にそうでしょうか。
今もこうして生きている。悩みながらも人生と向き合っている。それだけでも十分に親から受け取った命を精一杯に生きているのではないでしょうか。
今も生きている。それだけで十分親孝行です。
親の顔色を伺う重荷を下ろし、あなた自身の人生を大切にしよう
親は親。自分は自分です。いくら親子であっても、誰かの人生を代わりに生きることはできません。親の期待を背負い続けることで、自分の人生がおろそかになってしまうのなら、それは少し苦しい生き方かもしれません。
親を気にする気持ちを否定する必要はありません。ただ、その思いに縛られ過ぎなくても良いのだと思います。
自分の人生に悔いを残さないために。親への思いと同じくらい、自分自身の人生も大切にしてあげてください。
HANEはコンセプトに「足すのではなく引く」という言葉を掲げています。親を気にしてしまう心の縛りも、少しずつ引いていくお手伝いができたらと思っております。
まずは、こちらからお進みください。
・私が「本来の自分へ還る」という生き方に至るまでの歩みはこちら
▶ HANEの理念・想い
・セッションで何が起きるのか、初めての方へのご案内はこちら
▶ HANEの利用案内
・「生きづらさ」というカテゴリーについて、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶【なぜ生きづらいのか】心の苦しみを紐解き楽になる記事まとめ
コメント